日記ブログを始めます。

「最近日記書いてないな」って、ふと思ったのです。

 

 

だから、なんとなく書きたくなって日記ブログを始めました。

 

初回ということで、まずは自己紹介から。

 

フリーでイラスト・デザイン・webライターをしている「あおた」です。

夫と、猫3匹と一緒に賑やかに暮らしています。

 

まだ子どもはいません。

 

酒ばかり飲んでいます。

 

現在は、夫が店長として勤務している店でアルバイトをしています。

近いうちに、夫婦で店を出すのが夢。

(私はお手伝いだけど)

 

 

日記って、書き慣れないと本当に書けないものだなと実感。

もう、何を書けば良いのかわからないよ・・・

 

ノートに書きたい事をまとめれば書けるだろうけど。

でも、それは私が目指す日記じゃないんだ。

 

私はいつしか、自分の気持ちを文章で表現する事が苦手になってしまっていたようだ。

昔のように、呼吸をするように自分の心の中をそのまま文字にしたい・・・

 

伝えたい、伝えられない・・・

 

 

ところで、この持田香織様が恐ろしく可愛すぎるので騙されたと思って見てください。

 


Every Little Thing / Shapes Of Love(from「ELT 15th Anniversary Concert Tour "ORDINARY"」)

 

初めだけでもいいから、頼む・・・

なんなの本当可愛いんですけど。

 

 

Twitterでも自分の気持ちはよく呟いているけど、日記とはやっぱり違うよね。

なんか、日記っていいよね。

 

見てる人が楽しいのかなとか、色々あるけど。

結局自分がお楽しみたいから書くんだよ、日記なんてもんは。

 

未来の自分が見返して

「そーそー、この頃そんな事あったね」

なんて笑ったり懐かしむことが出来たら最高じゃないか。

 

さて、そんな感じで。

10年前に東京で暮らしていた私がmixiにハイテンションで書き綴っていた記事を転載します。

本当にテンション高いし、自分だけお楽しんでんじゃねぇよって感じなんだけど・・・

なんか好きだんだよね。

うん、本当にとてもテンションが高い。

 

この頃のような勢いが欲しいものだわ。

(転載にあたり、名前は全て「あおた」に変更しました。)

 

 

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2011年の私とアイツらの戦いの記録。

 

〜あおた戦記|2011年夏、〜

 

こーこ○をなににた○えようー…

 

※えー、虫の話です。途中で具合や気分が悪くなった方はそっと画面を閉じてください。

 

 

 

●2011年、夏。東京。

あの夏、私と奴等の熱い戦いが繰り広げられていたのだ・・・・・

 

 あおたは疲れ果てた体で暗闇の中を家路についていた。
「はぁ、今日も疲れた・・・早く帰ってハイボールでも飲もう。」

そんな時・・・

 

・・・?!

何かがおかしい。

 

・・・気配がするのだ。

 

あおたは視界の隅で、カサカサ…と、まるであおたを避けるように逃げ出す影の後姿を捉えた。

「まさか・・・あれは・・・」
暗くてよく見えない上に、そのモノの半分も姿を捉えることができなかったが、あれは・・・

 


●それからしばらく・・・

その日はセールで店内が賑わっていた。
夜も更け、客もまばらになってきた店内。


あおたは出入り口で商品を手に取り、一点を凝視する客に声をかけた。

 

「ソレカワイイデスヨネー」

 

客の反応が鈍い。まだ一点を凝視している。
「・・・・・?」
声のかけ方が悪かったか?客の視線を辿る。


カサカサ…

棚の影から影へ移動する、”なにか”の半身が見えた。

 

「・・・!!!!!!!」
「ね、おねえさん、あれ、そうですよね・・・?」
全体は見えなかった。が、あれはまさに・・・

 

運がよくセール応援で来ていた本社の男が「お、おれだって無理だって!!!」と狼狽えながら店外へ追い出すのを遠巻きに・・・

かなりかなーーり遠巻きに見ながら、あおたは衝撃と恐怖に体を震わせていた。

 

 

●8月6日

今日は花火大会。
休みが中々会わない恋人たちにとって、久々のお出かけだった。
自分で着た浴衣で汗だくだくの状態だったが、浴衣で花火という夏の風物詩に2人は胸を踊らせていた。


いざ、灼熱の世界へ。まず先陣をきって飛び出したのは男の方だった。
油断していた。視界の隅に映るのはまさかの光景。

 

「?!!!うわ!!!!!」
「え?え?」
「ちょっと、そーっと来て!」

 

恐る恐る外に出た、あおたの目に映ったもの・・・それは鮮やかな緑だった。

 

「・・・カマキリ?」
それは、女性の小指ほどしかない小さなカマキリ。

 

それがドアのフチに止まり、男に向かって尻をあげ、威嚇をしている。


「カマキリ!見てみたかったんだ!!!!」

念願叶ったあおたが喜びの声をあげる。

「でも、もっと大きいのが見たかったな。」
結局虫が恐いので遠巻きに見ていたが、実物が小さいので顔やカマがよく見えず少々残念でした!

 

カマキリに別れを告げ、花火会場へ足を運んでいると、ぐしゃりと潰れた無残な残骸が・・・


「うわぁ・・・」
「あれ、多分ゴキブリだよ。」
「え?」

 

 

●8月10日

仕事から自宅マンションに帰宅したあおた。
マンション内部に入っても決して油断はしない。
上下左右、自分を襲おうと息を潜め狙っている小さな戦士たちの襲撃に備え常に周りを確認する。
エレベーターのボタンを押し、ふと下に目を落とすと5歩ほど歩いた所に大きな影が転がっていた。近づいて確認してみると、それはセミの屍だった。


「ふ、屍か・・・。セミとは儚いものだな。」


そう呟きふと上を見上げると、自分の中指ほどの影が天井を滑らかに這う姿があった。
「ひ、ひぃぃぃいいい!!!!」
一旦飛び退き、恐る恐る近づく。馴染みのないもの。でも、よく見覚えのある・・・

これは・・・

 

これは・・・・・

 

「や、ヤモリだー!!!いや、イモリ??!どっちー??!!!」

 

もはや、どっちなのかわからないのだ。
そんな感じのが天井を移動していたのを、あおたは呆然と見つめていた。


そして、帰宅するとキッチンにコバエが湧いていた。
そう、三角コーナーの生ゴミを処分するのをうっかり忘れていたのだ。
三角コーナーごとビニールに突っ込み、排水溝までピカピカに磨き上げ、コバエとの戦いに無事勝利したあおたであった。

 

 

●8月12日

今日はは早番。だが、節約のためにスーパーに水を汲みにいかなくては・・・
あおたはめんどくさいなぁと思いながらも、自宅のある4階に止まったエレベーターから出る。
この時も周囲の確認は欠かさない。
「よし!」


1歩2歩と足を踏み出したそのとき・・・
あおたの左側から大きな黒い影が飛び出した。


「わ!」

驚きながらも襲撃をかわし、あおたは思わず自宅まで猛ダッシュした。


バチーン!バチーン!!!!
「ひぃいいいい…」

 

背後から謎の音が聞こえたが、とりあえず身の安全第一。

自宅前までたどり着き、恐る恐る音のする後ろを振り返る。
バチーンバチーン!!!
大きな音をたて、なにやら大きな黒い影が電気の
周りを飛び回っている。音からすると、かなり大きい。なにか甲虫のようだ。

バチーンばちーん!!!
なぜか目を反らせず、あおたはそれを凝視していた。

 

バチーンバチーン!!!!
バチーン!バ、ババ、バババババババババババババババ・・・・・


「ひぃぃいぃいいいい!!!!!」

電気と壁の隙間に挟まって出られなくなったのか?
虫のけたたましい羽音が聞こえる。
バババババババババババ…
「ひぃいいいいいい!!!!」
完敗だ…。たまらず、あおたは家に飛び込んだ。


あ、水汲みに行かないといけないんだった・・・・!

数分後、恐る恐る外に出たがそれの姿はもう無かった。
ヤツは一体、なんだったのか・・・・

 


やつらは、いつ何時我らを襲って来るかわからない。
そのためにも、我々は日々鍛錬を重ね、生きて行かなければならないのである・・・

 

おわり

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もう、これ、どんなテンションで書いてたんだろう。

 

でも、この日記を見るとその当時の状況が鮮明に思い出せるんだ。

 

日記はいいねぇ。